中古一戸建ての購入にかかる仲介手数料はいくら?無料や半額になる理由を解説

中古一戸建てを購入する際は、不動産会社に依頼するのが一般的です。購入時に仲介手数料がかかりますが、場合によっては仲介手数料が無料や半額になるケースがあります。

今回は、中古一戸建てを購入するメリットや購入にかかる仲介手数料、仲介手数料が無料や半額になる理由について解説します。

中古一戸建ての購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

中古一戸建てを購入するメリットはたくさんある

中古一戸建ては、築年数が経過しているため、建物自体や設備が古いといったイメージがあります。しかし、新築一戸建てにはないメリットがたくさんあります。

中古一戸建てを購入するメリットとしては以下の通りです。

  • 価格が安い
  • 実際に物件を見ながら選べる
  • エリアの選択肢が増える
  • リフォーム・リノベーションで理想の家をつくれる

価格が安い

中古一戸建ては、価格が安いという特徴があります。一戸建ては築年数の影響を受けやすく、築20年になると、価値がほぼゼロになる(※)と言われています。

(※)参考:国土交通省の「中古住宅流通、リフォーム 市場の現状」
https://www.mlit.go.jp/common/000135252.pdf

一方、新築一戸建ては、諸経費が価格に上乗せされているので中古よりも高くなる傾向にあります。

実際に物件を見ながら選べる

新築一戸建ての場合は、完成前やモデルルームなどで購入を決めなくてはならない場合があり、「完成前と完成後のイメージが違った」と後悔するケースもあります。

中古一戸建ての場合は、実物を見ながら購入するかどうかを決められます。
例えば、建物の設備状況や広さ、日当たり、風通し、臭い、騒音、周辺環境など、細かいところまで確認することができます。購入前に入居後のイメージを掴めるので、入居してから「イメージと違った」ということがなく、安心して購入することができます。

エリアの選択肢が増える

新築一戸建てを購入する場合、立地の良いエリアだと割高になる傾向があります。加えて、これから建てたいと考えていても、すでに住宅地となっているケースもあり、駅から離れている場所に建てざるを得ない場合も少なくありません。

中古一戸建てなら、必要な設備がすでに揃っていたりすることもあるため、人気のエリアでも費用を抑えることができるでしょう。

リフォーム・リノベーションで理想の家を築く

中古一戸建ては、外壁や内装の劣化、設備の故障などが見つかる場合があります。

外壁塗装や床・クロスの張り替え、設備交換だけでなく、断熱材を追加するなど、性能を向上させるリノベーションで自分の理想とする家を作り上げていくこともできます。

中古物件購入のメリットはこちらの記事でも詳しく解説しています。

中古一戸建ての購入にかかる仲介手数料

中古一戸建てを不動産会社を通じて購入する場合、不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。

仲介手数料は、宅地建物取引業法で上限が決められています。新築も中古も上限設定は同じです。

仲介手数料の上限は以下の通りです。

売買代金 仲介手数料
200万円以下 売買金額×5%+消費税
400万円以下 売買金額×4%+2万円+消費税
400万円超 売買金額×3%+6万円+消費税

あくまで上限であり、不動産会社は上記の表よりも安い仲介手数料を設定することできます。なお、下限は定められていません。

例えば、3,000万円の中古一戸建てを購入した場合の上限額は、3,000万円×3%+6万円+消費税で1,056,000円となります。

仲介手数料は契約が成立した場合にのみ発生します。契約が成立しなかったときは、仲介手数料がかかりません。

中古一戸建ての仲介手数料は無料や半額にできる?

中古一戸建ての仲介手数料は、無料や半額になることがあります。なぜ無料や半額にできるのか理由を5つ解説します。

仲介手数料の値引き交渉が成功

不動産会社に仲介手数料の値引き交渉をして、無料や半額になる場合もあります。ただし、必ずしも交渉に応じてもらえるとは限りません。

有利に交渉が運ぶ5つの条件・シチュエーションについてはこちらの記事で解説しています。

売主と買主の双方から手数料を取るケース

不動産会社が売主と買主の両方から依頼を受けていた場合は、双方から仲介手数料を受け取ることができます。これを「両手仲介」と言います。

不動産会社に物件の問い合わせしたときに「今なら仲介手数料が無料になります。」などと返答があった場合は、売主から仲介手数料を受け取っている可能性が高いです。

このような場合は買主の仲介手数料を無料にできる可能性があります。

両手仲介についてはこちらの記事で解説しています。

個人間で売買するケース

不動産会社を通さず、個人間で売買するケースでは仲介手数料がかかりません。

不動産会社が自社物件を販売しているケース

不動産会社が所有する自社物件を販売する場合は、直接の取引であるため、仲介手数料はかかりません。

例えば、ハウスメーカーや工務店などが土地を仕入れて家を建てて直接販売するケースや、中古物件をリフォーム・リノベーションして再販売するケースです。物件情報には「売主」と記載されている場合があります。

高額な物件

高額な物件の場合、仲介手数料を割引または無料にしているケースもあります。

おわりに:中古一戸建ての購入にかかる仲介手数料は、状況に応じて無料や半額になる

今回は、中古一戸建てを購入するメリットや、仲介手数料を無料や半額にできる理由について解説しました。

中古一戸建ての購入にかかる仲介手数料は上限があり、売買代金400万円超で3%+6万円+消費税の計算式になります。

仲介手数料を無料や半額にできる理由としては、仲介手数料の値引き交渉、両手仲介、個人間の売買、不動産会社が自社物件を販売するなどのケースが考えられます。

少しでも安くマイホームを購入したい、すでに気になる物件があって仲介手数料を値引きできないか相談したいという方は、お気軽に下記までご相談ください。

また、これからマイホームの購入を検討する方は、多くのメリットや魅力がある中古一戸建てもぜひ視野に入れてみてくださいね。

この記事を監修した人

スターフォレスト代表取締役増田浩次(ますだこうじ)

埼玉県出身。親族の大半が不動産業界を営んでいたことから、自身も不動産業界へ入って30年近くが経ちます。モットーは、お客さまに喜んでいただけるような的確な提案をすること。お客さまには物件の良いところも悪いところもすべてお話しています。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、損保募集人資格を所持しておりますので、住宅ローンや資金計画のご相談・アドバイスもお任せください。

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